人気アニメ「ドラえもん」の声で知られる声優の大山のぶ代(おおやまのぶよ、本名・山下羨代=やましたのぶよ)さんが、2024年9月29日に老衰のため亡くなりました。90歳でした。
大山のぶ代さんは、東京都出身の1933年10月16日生まれ。役者として1956年にNHKドラマ「この瞳」でデビュー。
声優としても活躍され、ドラえもんの声を2005年まで約26年間担当していました。
そんな大山のぶ代さんの結婚した夫は砂川啓介(さがわけいすけ)さんで子供の死因は?両親(父母)や兄弟姉妹、若い頃の画像が美人なこと、資産についてもご紹介します。
(出典:NHK)
大山のぶ代の結婚した夫は砂川啓介で子供の死因は?
大山のぶ代さんの結婚した夫は砂川啓介(さがわけいすけ)さんで、子供の死因は何だったのか調べてみましたので、ご紹介します。
(出典:文藝春秋)
大山のぶ代の結婚した夫・砂川啓介
大山のぶ代さんは、1964年3月に初代体操のお兄さんだった砂川啓介さんと結婚しています。大山のぶ代さん31歳、砂川啓介さん27歳でした。
お二人の出会いは、1963年8月の「孫悟空」で共演したことにあるようです。出会ってから7ヶ月でゴールインしています。
(出典:日刊スポーツ/アフロ)
おしどり夫婦として、テレビ番組にも一緒に出演していました。
大山のぶ代さんは、2008年に脳梗塞を発症、その後、2012年にはアルツハイマー型認知症を発症します。
夫の砂川啓介さんは、2015年5月にラジオ番組内で、大山のぶ代さんを自身が介護していることを公表していました。
当時82歳の大山のぶ代さんを介護する砂川さんは78歳。
「あんなに綺麗好きだった彼女が、お風呂に入りたくないと言って大変だった」
と老老介護の現実は厳しいものだということも語っていました。
妻に献身的につくしていた砂川啓介さんですが、2016年に尿管がんと診断され、自宅で大山のぶ代さんの介護をすることが困難になり、やむを得ず施設に預けることになったそうです。その後、砂川啓介さんは2017年に80歳で亡くなりました。
子供の死因は?
大山のぶ代さんは、2度妊娠されましたが、お子さんを亡くしています。
1人目は男の子で妊娠7ヶ月で死産。大山のぶ代さんが32歳の時でした。
そして、38歳の時に2人目となる女の子を7ヶ月で出産。
絵梨加(えりか)ちゃんと名付けましたが、 心臓と肺の先天性疾患のため、3ヶ月後に亡くなってしまいました。
その後は、お子さんは設けず、夫婦二人で仲睦まじく過ごされていたようです。
大山のぶ代の両親(父母)や兄弟姉妹は?
大山のぶ代さんの両親(父母)兄弟姉妹について、ご紹介します。
1933年10月16日、東京の渋谷で生を受けた大山のぶ代さんは、四世代が同居する13人兄弟の末っ子として生まれました。
江戸時代生まれの曾祖父母がいるという大家族で、たくさんの愛に包まれて育ったようです。
母親は、宮城県古川市(現:大崎市)の造り酒屋の娘でした。
幼い頃からとてもおしゃべり好きで個性的な声だった大山のぶ代さんは、小学生になると「男みたいな声」と言われ、いじめられるようになり段々無口になっていったといいます。
そんな状態を見かねた母親は、
声が変だからといって、その弱いところをかばってばかりいたらもっと弱くなってしまう。声を出すような部活動をしなさい
と助言し、それを受けた大山のぶ代さんは、放送研究部に入部することを決意します。
そして、放送研究部で活動するうちに自分の声に自信を持てるようになり演劇部にも入部。「シンデレラ」の継母役を演じた初舞台では、その才能を開花させていきました。
東京都立三田高等学校に入学し、演劇部と水泳部に入部しましたが、母親の入院ですぐに退部することに。母親は2年生の時に子宮癌により42歳で死去。
父親に反対されるも演劇の道に進むことを決意し、高校在学中に俳優座の養成所に入所し、1956年に俳優としてデビューを果たします。
その後、1957年には劇団新人会に入団し、「名犬ラッシー」の吹き替えで声優としてデビュー。
1979年から人気アニメ「ドラえもん」のドラえもん役で人気を博し、2005年までの26年間ドラえもんの声を担当しました。また、アニメ「サザエさん」の初代磯野カツオ役も演じています。
なお、大山のぶ代さんの家族構成や名前については、詳しい情報が見当たりませんでした。
大山のぶ代の若い頃の画像が美人
大山のぶ代さんの若い頃の画像が美人なので、ご紹介します。
柔らかい雰囲気のかわいい女性ですね。
こんなに綺麗な方が、子供にも大人にも人気の「ドラえもん」の声を担当されていたのですね。
大山のぶ代の資産はいくら?
大山のぶ代さんの資産はいくらなのか調べてみましたが、明らかになっていませんでした。
推定年収は、2000万円と言われています。
個人事務所を経営しており、代表取締役は夫の砂川啓介さんでした。
大山のぶ代さんは、声優・俳優の他にタレント業や、料理が得意だったことから料理研究家としての書籍の出版、音響芸術専門学校の校長などで活躍していました。
多方面にわたり幅広く活躍されていたことから、資産もかなりの額になるのではないでしょうか。
大山のぶ代さんの自宅は、東京都目黒の3階建ての豪邸です。後継者がいないことから、その資産をどのようにするのか気になるところでもあります。
調べたところ相続に関しては、大山のぶ代さんは認知症を患っていたこともあり「成年後見制度」という制度を利用したようです。
成年後見制度とは、国が法的権限を持つ「成年後見人」などを指定する制度のこと。認知症や知的障害、精神障害などの理由で判断能力が不十分な人を保護し、支援する目的。
まとめ
ということで、大山のぶ代さんの結婚した夫は砂川啓介(さがわけいすけ)さんで子供の死因は?両親(父母)や兄弟姉妹、若い頃の画像が美人なこと、資産についてもご紹介しました。
明るく陽気でいつも私たちを楽しませてくれた大山のぶ代さん。
ご冥福をお祈りいたします。