これから本格的な夏に向けてきゅうりがおいしくなる季節ですよね。
そんなシーズンに向けてNHKの「ガッテン」でふにゃふにゃになったきゅうりの復活方法や香りをいかしたメニュー、調理法などが紹介されます。
日頃の素朴な疑問に答えてくれたりする番組だけに今回も楽しみな回となりそうです。
今回はきゅうりが主役に!
ということで、今回はきゅうりまつわる色々なことについて調べてみたいと思います。
きゅうりをしゃきっと復活させる方法とは?
まずはきゅうりのことについて人物風にプロフィールとして紹介しておきましょう。
原産国:インド北部、ヒマラヤ山麓
属性:ウリ科キュウリ属
日本での普及:天平時代に仏教とともに中国から伝わり平安時代から栽培
一般的に食べられるようになったのは江戸時代で大衆野菜として広まったのは品種改良が進んだ大正時代以降
栄養素:水分(全体の90%)、ビタミンC、カロチン、カリウム、シトルリン
ご存知の方も多いかもしれませんが、きゅうりは栄養が色々とありそうに見えて実は「世界一栄養素の低い食物」とも言われています。
その理由は90%以上が水分で、栄養素といってもその割合がすごく少ないことからきています。
正確には「世界一カロリーが低い果実」だそうですが、そのことが1987年にギネスブックに認定されているほど。
ではなぜそんなきゅうりがこれほどまでに食べられているのかというのが気になるところですよね。
ということで、きゅうりの効能を調べて簡単にまとめてみると以下のようなメリットがあることが判明しました!
- 水分がほとんどなので暑い時に体を冷やす
- カリウムによって塩分を排泄し、高血圧、むくみを解消する
- シトルリンによって血流を良くし、冷え性を改善する
どうやらきゅうりは暑さをさましたり、逆に冷えるのを改善したりと温度に関係のある効能が多いようですね。
なので、夏に食べると気分もしゃきっとするのかもしれません。
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しかし、きゅうりも新鮮な状態ではおいしいですが放置しておくとふにゃふにゃとしなびた状態になってしまいます。
番組でも紹介されるのですがだらんと折れ曲がるほどにまで柔らかくなるようですね。
それを復活させる技(方法)が番組で明らかになるそうですが一足先に調べてみました。
その方法とは以下のとおり。
今回ご紹介する方法は三つつあるのですがまずは一つ目から。
【方法1】
キッチンペーパーを水で濡らして軽く絞る。
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きゅうりの全周を覆うようにして巻きつける。
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ビニール袋にいれて輪ゴムで密閉。
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冷蔵庫に一晩置いておく
※数時間でも復活するとのこと
さらにもう一つの方法も!
【方法2】
ふにゃふにゃだったキュウリを塩水に浸しておく。
こちらはかなりシンプルで、これだけできゅうりが水々しく復活するようです。
【方法3】
最後に三つ目の方法。
きゅうりのヘタを包丁で少し切り落とす。
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まな板の上にきゅうりをのせ適量の塩をまぶし、転がしながら馴染ませる(板ずり)
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熱湯に10秒ほどきゅうりをくぐらせ、ヘタの方を下にして冷水に10分程つける。
この方法は水につけるという点や塩を使うという点では二つ目の方法と共通している部分がありますが、ヘタを切るという所にポイントがあるようです。
切ったヘタの部分から水分を吸って採れたてのような鮮度になるとのこと。
もしかしたらガッテンではまた別の方法が紹介されるかもしれませんが復活の技の一つとしてぜひお試しあれ!
きゅうりの香り成分や調理法もガッテンで紹介!イギリス人はきゅうり好き
さて、きゅうりの香り成分や調理法もガッテンで紹介されるようですね。
先ほどきゅうりの栄養素については書きましたが香りの成分にはどのようなものがあるのでしょうか?
きゅうりの重要な香りの成分(香気成分)にはスミレ葉アルデヒドと呼ばれるものがあるそうです。
そして、もう一つがキュウリアルコールと呼ばれるものです。
スミレ葉アルデヒドは、ふだん私達がよく知るきゅうりの香りそのもので、キュウリアルコールのにおいは、ナマコの香りまたはクサガメの香りだとのこと。
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さて、そんなきゅうりの香りをいかした調理法ということですがイギリス人が好きな食べ物としても紹介されるそうです。
イギリス人がきゅうり好きというのはなんだか意外な感じもしますが、イギリス人にとってきゅうりは「清涼感のあるお洒落なアクセント」として飲み物に使用されることが多いんだとか。
レモンを味付けに使うのはよく見かけますが、それと同じようにレストランやカフェではよく「きゅうり入りの水」というのがあるそうですね。
イギリスの夏の飲み物であるピムス(Pimm’s)にもきゅうりが入っており、リキュールやハーブ、果物を入れて作るとのこと。
きゅうり入りの飲み物
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さらに飲み物だけではなく食べ物としての使い方もちゃんとありました!
それは「キューカンバーサンドイッチ(Cucumber Sandwich)」といって、つまりきゅうりのサンドイッチです。
実はイギリスの貴族も溺愛するほどで、シンプルだけれど驚くほどおいしいんだそう。
イギリスではアフタヌーンティーという文化がありますが、紅茶と一緒に味あうおやつとして愛されているそうです。
キューカンバーサンドイッチ
調理法は以下のとおり。
【材料】
・サンドイッチ用のパン:4枚
・きゅうり:2/3~1本
・バター:適量
・ワインビネガー:適量
・コショウ(お好みで)
【作り方】
バターを室温に戻す。
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きゅうりの皮をむき、向こう側が見えるくらい薄く輪切りに。
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きゅうりをボウルに移して、きゅうりがひたるくらいにワインビネガーを入れ30分ほどおく。
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30分経ってから、キッチンペーパーなどを使いきゅうりの水分を切る。
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パンにバターを塗り、きゅうりを並べる。
※2層くらいにするとよい
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バターを塗ったパンを上かのせてはさみ、食べやすい大きさにカットできたら完成
きゅうりの魅力を改めて見直す回となりそうですね。
ということで、今回はきゅうりの復活方法や成分、調理法などについてまとめてみました。